美しいは裏切らない

Posted by Anna(旧:Noa) On 2012年1月22日日曜日 0 コメント

実はわたくし、去年の後半からずーっと心も体も低空飛行しておりました。
「楽しい!」という思いだけで、スピリチュアルなことや絵の世界へ飛び込んでいった2011年。
初めてお金を頂いて絵を描かせて頂いたり、イベントに参加してみたりと、大胆な1年でした。
またスピリチュアルや精神世界方面でも沢山のセッションを受けたり、自分自身でも沢山の方をカードリーディングする機会を頂きました。

けれどもその中で、沢山の人や想い、スタイルに触れるうちに、果たして「絵を描くこと」や「スピリチュアルなこと」って私にとってなんなのか?30歳手前で芽が出るかどうかも分からない事に邁進していていいのか?と思い悩むようにもなりました。。。

そんな自分の内的世界と並行して、現実世界でもいろんな人との別れやトラブルが続き、「物事の真実」というものがよくわからなくなってしまいました。
挙句の果てには、「ちょっと今スピリチュアルも、人間もお腹いっぱいかも。」みたいな状況に。笑
そして年明け早々、体にも不調が出て、数年来患っている持病が悪化したりしました。

でも先週あたりからそのもやもやに少し光が差してきた感じ。

27年の人生の中で、どんな時も変わらず信じれるものがあったことに気づいたのです。
それは『美』の力でした。

―美しいは、裏切らない。

世界中の全てのものを信用できなくても、『美しいもの』の力だけは信じられる。

暗闇に居る時、いつも私に一番強い光をもたらしてくれるのは、
『美』そのものの純粋なエネルギーでした。芸術でした。
美に震えるこころでした。

だから迷った時は『美しいかそうでないか』それだけ感じれればいい、
美しいものは本質だから、けして揺らぐことはない!
そう気づいたのでした。

日曜日の朝、薔薇のつぼみ、吸い込んだ深い緑のにおい、クリスタルのきらめき、教会のステンドグラス、フジ子・へミングのピアノ、ラファエロ・サンツィオ、パルテノン神殿、夏の夕暮れ、星の輝き。。。

それだけをエネルギー源に、そしてそれだけを求めて歩いてゆけばいい。

始めたからには結果を出さなくてはいけない、稼げるようにならなくちゃって、そう思っていたけど、私は本来、スピリチュアルなことや絵を通して何を伝えたかったのか。
そう、それは『美』そのものだったはず。

―この人生で私は美のために生き、美を広げるために歩んでいる。
―そう、既に私は絵描きになるプロセスを歩んでいるのだ。

たとえ絵が売れなくても、生きてる間に名前が知られなくても、どんな時も常にそこに向かって歩いているのだから、焦る必要はないと思ったのです。
いくら寄り道をしても、違うことやって生計を立ててたとしても、私は天国に行った時神様に、「私のこの一生は絵描きとしての人生でした。」って言うのでしょう。

なんちゃってね。ふふ。

今はいろんなことが信じれないかもしれない。でもそれでもいいのだ。
そんな私も愛しい私の一部なんだから。
私は美しいものの力を信じている。
そしてその美はひとの心にも宿っている。

いつかきっとそのエネルギーが私のハートを熱く溶かして、虹色の光を放つことでしょう。
その時はもうすぐそこまでやってきている気がするのです。


Love & Light

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