[ ブザンソン音楽祭における告別コンサート ] Dinu Lipatti

Posted by Anna(旧:Noa) On 2008年9月7日日曜日 0 コメント

ブザンソン音楽祭における告別コンサート

1917年生まれのルーマニアのピアニスト、1950年に33歳の若さでリンパ肉芽腫瘍によりこの世を去られました。このアルバムは1950年9月16日ブザンソンで行われた最後のコンサートの録音で、リパッティが亡くなる3ヶ月程前のものです。主治医の説得を振り切りこの演奏会に挑んだリパッティ自身も聴衆達も、彼の死期が近づいていることを知っていました。リパッティの音楽に対する敬虔さが伺える渾身の一枚。ボロボロの体で弾いているとは思えない素晴らしい演奏です。

ピアノも殆ど触った事のない素人の私がreviewするのもおこがましいのだけれど、Lipattiせんせいのピアノはライナノーツや余所様のレビュでもお見かけするように、本当に祈りそのものだと思うのです。上品で、ひたむきで、厳しさもありながら時折優しさも垣間見えます。華やかさや情熱もあるのだけれど、矢張り、一言で表すとするならば『敬虔』としか言いようがない気もします。この盤ではシューベルトの即興曲第二番が私ノお気に入り、不覚にも泣いてしまいました。どの曲も珠玉。ただ、アナログ盤時代に収められていたというアンコールのバッハのコラール、これが聞けないのが非常に残念です。

好きなピヤニストを挙げよ。
と言われたら、絶対リパッティを挙げるでしょう。
(単に奏者をあまり知らないというのもあるけれど)

[ 不惑の手習い ] 島田雅彦

Posted by Anna(旧:Noa) On 2008年9月6日土曜日 0 コメント



誰がなんと言おうが彼が私の理想の男性です。
だいすきな作家の島田雅彦氏。
太陽星座は同じ魚座!DOKI!
そんな彼が今年の5月に出したこの本↓

不惑の手習い
不惑の手習い

実は先日初めて書店で見て出版されてることを知ったのだけれど(遅ッ)
島田氏が書道、いけばな、二胡、左官、フィギュア制作、刀鍛冶、ロッククライミング、乗馬、トランポリン、スポーツ吹き矢などの習い事に挑戦する!というあまりにも垂涎モノな一冊!習い事に興じる氏の写真が盛り沢山ですじゅるり。

(〃⊃ω⊂〃)

島田さんみたいな人どっかに落ちていないですか?
拾いに行きますが。

CHARDON

Posted by Anna(旧:Noa) On 2008年8月13日水曜日 0 コメント

きのうまでのぼくは

うつくしいきおく

なぞってばかりいた

いつか見た一輪のあざみ

忘れられなくて

思い出しては

ちょっぴり寂しくなっていたよ

だって

ぼくには遠くなってしまったから


あざみあざみ

ことしもきっと咲いている

だいすきなとげのはな

ぼくの思い出のむこうに






◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇




…今思うと、これは過去世の記憶のことを無意識に言ってたんだな~と思います。笑





Noa



雨上がり

Posted by Anna(旧:Noa) On 0 コメント



濃い紫の花の香が

あたりを濡らして雨

始まりの唄が出鱈目になってしまわないようにと

僕のちいさなアヴェ・マリア

あなたがすきです

あなたがすきです

あなたがすきです

陳腐なことばは

やわらかに溶けて

淡い陽光

あなたの微笑み




◇ ◇ ◇  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

2006年の作品から



Noa

[ 霊界通信 小桜姫物語 ] 浅野和三郎

Posted by Anna(旧:Noa) On 2008年2月25日月曜日 0 コメント



浅野和三郎 著 霊界通信 小桜姫物語

日本の心霊研究・スピリチュアルリズム研究の草分けともいえる浅野氏の有名な著書。
といってもマニアック方面なので興味の無い方はごめんなさいよ。
浅野氏の妻である多慶子夫人を霊媒として、夫人の守護霊である小桜姫(※)が死後の世界や生前の事を語る体験談。
タイトルや内容が胡散臭い・怪しいと思うかもしれないけど、とーっても読みやすく物語としても面白い。内容の真偽はともかくとして楽しめる1冊です。

文語体が読みにくいぜ!という方、さわりだけでも読んでみたいわ、という方はコチラで現代語訳版の『小桜姫物語』が読めるのでゴー。

こっちは完璧な創作だけど、以前読んだ本で「天国からはじまる物語」を思い出しました。死後の世界を面白く表現した暖かいファンタジー。 死後の世界や幻想的なものに対して大いなる興味を抱くのはなぜなんでしょうねー、というわけでこっちもおすすめ。


※小桜姫=足利時代の武将三浦道寸の嫡男三浦荒次郎義光の妻、大江廣信の娘。

[ The Pavilion of Dreams ] Harold Budd

Posted by Anna(旧:Noa) On 2008年1月29日火曜日 0 コメント

The Pavilion of Dreams

1.Bismillahi 'Rrahmani 'Rrahim
2.Two Songs: Let Us Go into the House of the Lord/Butterfly Sunday
3.Madrigals of the Rose Angel: Rosetti Noise/The Crystal Garden and a Co
4.Juno

ambientミュージックの先駆者、米国のピヤニスト、ハロルド・バッド78年の最初期の作品。
バッドのCDは以前から欲しかったnoda、とうとう購入しました。
(目をつけているCDほど買うのが後回しだったり・・・笑)
で、このThe Pavilion of Dreamsだけど、ハープ、ピアノ、サックス、女性ヴォーカルなどの様々で、しかしながら無駄のない美しい音がミックスされています。
ともすれば薄っぺらくなりがちなこの手の種類の音楽だけれど、これは軽すぎもせず重すぎもせず、絶妙にバランスの取れた素晴らしいアルバム。

今となっては、古典と呼ばれるものかもしれないけれど、こうも心を揺さぶられると、矢張り「美しいもの」の力って凄いなあ、って思ってしまいます。

結晶化した音の粒はただただきらきらと降り注ぐ。

幻想的で神々しい音の世界「夢のパビリオン(邦題)」、
ゆらぎの中、ゆっくりまどろみたい方へ御勧め致します。
ジャケットも美しいので飾っておきたいな。